掲載日 : [2008-07-09] 照会数 : 4747
国連支援を訴え 潘事務総長大統領と会談
[ 李大統領(右)と握手をする潘事務総長 ]
【ソウル】潘基文国連事務総長は3日、就任後初めて母国を訪れ、4泊5日間の日程を終えて7日、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)出席のため出国した。
潘総長は4日、李明博大統領、韓昇洙国務総理らと会談した。地球温暖化や開発問題など国際的な課題への協力を求め、国連活動への支援拡大を訴えた。潘総長は会談に先立ち、国会議員会館で講演し、「韓国軍の能力は高い」として、国連平和維持活動(PKO)への人員派遣の増加を求めた。
同日の韓総理との共同記者会見では、米国産牛肉の輸入問題をめぐる内政混乱についての見解を問われ、「国連事務総長は内政に口を出さないものだが、関心がないと言えばうそになる。韓国は国際社会がうらやむ成長を遂げた国。国民はその成果にふさわしい態度でこの問題を賢く乗り越えてほしい」と要望した。
(2008.7.9 民団新聞)