掲載日 : [2008-07-16] 照会数 : 6220
調査団受け入れを要求 金剛山観光客射殺事件
韓国、改めて北側に
【ソウル】統一部は13日、北韓南東部の景勝地・金剛山で旅行中の韓国人女性(53)が11日午前5時ごろ北韓軍兵士に射殺された事件で、北韓が全責任は韓国側にあるとする非難談話(12日)を出したことに反論する声明を発表、「どのような理由があろうと正当化できない」とし、真相究明のため政府調査団の現地受け入れによる共同調査をあらためて要求した。
統一部報道官名で出された声明は、今回の事件が「罪のない民間人の生命と安全にかかわる重大な問題」として、徹底した真相究明が不可欠であると強調。再発防止措置を含め、責任ある行動を促した。また、真相究明が行われなければ「南北関係発展を願うすべての人々の期待に冷や水を浴びせる」とし、解決に向けた協力を呼びかけた。
(2008.7.16 民団新聞)