掲載日 : [2008-07-16] 照会数 : 13417
次期国会に法案提出へ 地方参政権
[ 9日に韓国中央会館で開かれた緊急関東地協会議 ]
議員への要望活動強化
民団、各地で緊急拡大地協
民団は、9日の関東を皮切りに、あいついで各地で地方参政権早期獲得緊急拡大地協会議を開く。永住外国人への地方自治体参政権付与の早期実現へ、8月下旬に開催予定の次期臨時国会での法案提出と年内の成立をめざして、全国会議員、特に法整備に向け動き出した民主党議員への要望活動を集中して行うことを確認する。
関東地協会長の李時香東京本部団長は9日の会議の冒頭あいさつで、「獲得運動は大きなヤマ場にさしかかっている。次期臨時国会が本番であり、この1カ月が正念場だ」と強調、「いま活動を強化しなければならない。法案提出、成立へともに頑張っていこう」と呼びかけた。
中央本部の鄭進団長は本国要路礼訪(1〜4日)の結果を報告し、地方参政権について李明博大統領が支援をあらためて表明したと伝えた。同時に「長年の懸案である地方参政権問題は今年が天王山であり、各地協でも臨時国会での法案提出へ一斉に集中活動を行う。婦人会、青年会の皆さんと協力して全国的に展開すれば必ず実現する」と強調し、「年内成立に向けともに頑張る」と表明した。
拡大地協会議は、11日=東北(宮城本部)、15日=中北(愛知本部)に続き、17日=近畿(大阪本部)、18日=中国(広島本部)、24日=九州(福岡本部)でそれぞれ開かれる。
(2008.7.16 民団新聞)