掲載日 : [2016-10-12] 照会数 : 4549
韓紙の魅力多彩に…ファッションショーも
[ 韓紙衣装によるファッションショー ]
【大阪】「紙千年絹五百年」ということわざがあるくらい軽くて強い生命力を持つ韓紙(ハンジ)の魅力を紹介する「大阪韓紙文化祭」が、大阪市北区の大阪韓国文化院と同市天王寺区の大阪国際交流センターで始まった。
主催は社団法人韓紙開発院(李昌馥理事長)。同開発院と大阪韓紙文化祭実行委員会(洪性仁委員長)が主管した。
韓紙はこうぞを原料にして伝統の技法でつくられる紙。産地の江原道原州では今も職人が一枚一枚手ですいてつくっている。展示会では朝鮮王朝時代の韓紙工芸の遺物や現代的なセンスでアレンジした工芸作品、紙人形、造形品などを展示している。
開幕式は10日、同センターであった。文化祭を後援した民団大阪本部の鄭鉉権団長が期待の言葉を述べた。また、韓禄春民団大阪本部常任顧問には「文化親善などに貢献した」として江原道知事からの感謝牌が李理事長を通じて贈られた。
ステージでは韓紙衣装による色鮮やかなファッションショーも繰り広げられた。
(2016.10.12 民団新聞)