掲載日 : [2016-10-12] 照会数 : 7130
開天節祝賀に1千人
[ 開天節レセプションであいさつする李俊揆大使 ]
駐日韓国大使館は3日、東京都内のホテルで「開天節」(建国記念日)と「国軍の日」(10月1日)をともに祝うレセプションを開いた。民団中央本部の呉公太団長、呂健二議長、韓在銀監察委員長をはじめとする首都圏の民団や婦人会幹部、公明党の山口那津男代表、日韓親善協会の河村建夫会長ら日本の政界関係者や各国外交官、報道関係者ら約1000人が出席した。
李俊揆大使はあいさつで「1965年の国交正常化以降、韓日関係は政治・経済・文化・人材交流など、さまざまな分野で飛躍的な発展を重ねてきた」と述べ、「両国国民が心を一つにし、力を合わせてベストフレンドになろう」とアピールした。
茨城県本部の張仙鶴団長は「毎年出席しているが、例年よりも多く感じられる。韓日関係が好転してきた兆しだ」と目を細めた。西東京本部婦人会の金貞子顧問は「国の誕生祝いに同席するのは感無量」と感想をもらした。日韓親善協会の石井和美理事長は「厳粛さと和やかな雰囲気の中で、各国の人々から祝福される韓国の建国記念日はおめでたい」と述べた。
大阪は500人
大阪市内のホテルで開かれたレセプションには、民団団員や日本の各界関係者ら500人が参加した。
河泰允総領事は「今年は、これからの韓日両国交流の50年に向けての第一歩の年。2018年は韓国平昌、20年には東京でのオリンピックなど、人的、そしてスポーツの交流の場がこれから増えていく。大阪を中心とした関西地域は同胞が多く居住しており、両国の発展の懸け橋的役割に期待している」と激励した。
民団大阪本部の鄭鉉権団長も「韓日両国の繁栄は、北東アジア、世界平和に結び付く。今日のレセプションが韓日友好につながることを期待している」と祝福した。
オープニングでは、白頭学院建国学校の伝統芸術部が祝賀公演を披露した。同様のレセプションが各地の公館主催で開かれた。
(2016.10.12 民団新聞)