朴槿恵大統領は18日、国賓訪問したインドのモディ首相と青瓦台で会談し、韓印関係を「戦略的パートナー関係」から「特別な戦略的パートナー関係」に格上げする内容を含む共同声明を採択した。
両首脳は合意後、「両国関係を質的にさらに高い段階に格上げするため、外交、国防、貿易・投資、科学・技術、文化・人的交流、地域協力など広範囲な分野でパートナー関係の新しい内容を加え、協力を加速させていくことを決めた」と明らかにした。
朴大統領は「韓国とインドの新たな章が幕を開けた。両国関係をよりレベルアップし、それに見合った互恵的な協力を具体化しよう」と述べた。
モディ首相は「韓国はアジアの民主主義の堅固な軸であり、製造業の育成に向けたインドの取り組みに対し、重要なパートナー」と表明した。
双方は特別戦略的パートナー関係を具体化するために▽首脳の相互訪問または、多国間行事開催時に首脳会談開催▽外相共同委員会の定例開催▽国家安保室間の安保・国防・サイバー分野定例協議の強化▽外交・国防次官協議(2+2)の新設などで合意した。
共同声明では、▽2016年6月までの韓印包括的経済連携協定(CEPA)改正交渉開始▽スマートシティおよび鉄鋼分野の協力▽造船分野の協力促進に向け両国の官民が参加する共同作業班設置▽インド・ラジャスタン州韓国専用工業団地設立問題の進展などを謳っている。
(2015.5.27 民団新聞)