【京都】民団京都本部(河相泰団長)は9月28日、同本部内に「みんだん生活相談センター京都」を開設した。全国で8番目。
河団長は「財政確立、組織改革、高齢者にやさしい相談センターの確立を公約にして団長になった。そのひとつの『相談センター』が開設することになった。民団のサービス向上に役立てたい」と抱負を述べた。
民団中央本部からは金昭夫相談センター所長が駆けつけ、「ここ京都が地域同胞にとって明るい暮らしの場になることを願っている」と期待を込めた。
専門相談員は司法書士の李光雄氏と張徳錬氏、行政書士の朴康徳氏、税金・保険・年金などお金にかかわるライフプランの設計を行うファイナンシャルプランナーを務める石哲氏の4人。このほか、李春雄同本部副団長ら2人が一般相談を担う。
李司法書士は「団員にどう利用してもらうのかが課題」と述べ、朴行政書士は「民団を窓口にほかの相談員ともチームワークを組んで、体制を整えていかなければ」と語った。
李副団長は「まずは団員の話を真摯に聞いてあげること。誰もが気軽に電話ができるようなスタイルをつくり、センターをオープンにしていく」と決意を述べた。
受付は平日の10〜16時。無料。問い合わせは、同本部「みんだん生活相談センター京都」事務局(075・781・8281)。
(2015.10.14 民団新聞)