掲載日 : [2015-11-25] 照会数 : 4944
丸の内に来月移転…SBJ銀行東京支店
SBJ銀行(晋玉董社長)の東京支店(李聖烈支店長)が12月7日から丸の内センタービル1階に移転する。
新たな東京支店の所在地となる丸の内センタービルは、日本初の商業銀行である第一国立銀行を継承した第一銀行(現みずほ銀行)本店の跡地。
初めての路面店でもあり、SBJ銀行としては「銀行縁の地」でさらなる飛躍をめざしている。
証券、保険など韓国系金融業界の日本法人は業績がふるわず撤退が続いている。銀行も国民銀行の東京、大阪両支店とウリィ銀行東京支店が不正融資事件に関与して営業停止処分となるなど苦戦が続くなか、唯一成長しているのがSBJ銀行だ。
新韓銀行日本支店から現地法人の銀行としてスタートしてから6年。
親会社である新韓金融グループの日・米・中など計15カ国に広がるグローバルネットワークの強みを生かし、磐石の経営基盤と独自の強みに基づいた経営戦略で日本でも確固たるポジションを築いた。
晋社長は「3年間とどまって離れる『流れ者駐在員』では日本市場で成功できない」として「現地の金融会社と競争するには着実に資本を拡充し、人材にも投資しなければならない」と新たな決意を示している。
(2015.11.25 民団新聞)