民族教育の課題探る…在日韓国人教育者大会

　在日韓国人に対する民族教育振興をテーマに当面の課題と今後の展望を話し合う第53回在日本韓国人教育研究大会（在日本韓国人教育者協会主催、東京韓国学校主管）が8月18、19の両日、東京都内のホテルで開催された。

　開会式には駐日韓国大使館から李俊揆大使が参席し、祝辞を述べた。民団からは中央本部の呉公太団長、東京本部の金秀吉団長らが出席した。

　大会には全国から関係者141人が参加。初日はソンウォン大学の総長が、「未来教育の展望」と題して主題講演。これを受けて「学校」、「教育院」、「民団・社会」の各分科会で研究発表と問題提起を行った。翌日には各分科会での討論結果を持ち寄り、全体会議で共通理解を深めた。

　来年は大阪の金剛学園が主管して開催する。

（2016.9.7　民団新聞）