人種差別撤廃NGOネットワークは18日、「ストップレイシズム! ストップヘイト・スピーチ!」を東京・港区の参議院議員会館で開いた。
在日コリアン弁護士協会の趙學植弁護士は「当事者の心をえぐるようなスピーチが法的に公の場で許容され、まんえんしている社会が自由かつ公正とはいえない」と述べた。
また、外国人人権法連絡会の師岡康子弁護士は、「政府が問題の深刻さを認識していないのがいちばんの問題」と指摘。そのうえで、「現行法で差別表現の根絶は不可能」と指摘し、あらたな人種差別撤廃法の制定が急務であると提言した。
(2015.3.25 民団新聞)