在日学徒義勇軍同志会(大韓民国在郷軍人会日本支会)は2月28日、東京・港区の韓国中央会館で第50回定期総会を開き、役員を改選した。総会は会員25人(委任状含む)の出席で成立した。
6・25韓国戦争の参戦者とその妻、および子孫で構成する在日学徒義勇軍同志会は会長に朴鳳氏(88、前副会長)。韓国で兵役を終えた新定住者も含めた大韓民国在郷軍人会日本支会の会長には孫京翼氏(75、前副会長)が選ばれた。副会長は朴鳳氏が兼務、監査に洪性律氏(前監査)。
李奉男前会長は同志会の名誉会長、軍人会は顧問に推戴した。
活動方針によれば今年が6・25参戦から65周年の節目の年にあたることから、参戦国と駐日韓国大使館の関係者、武官を迎えての安保行事を予定。同じく、在日学徒義勇軍が最も多く戦死した咸鏡南道長津湖戦闘にちなむ追悼慰霊祭も行う。
役員改選に先だって、大韓民国在郷軍人会の朴世煥会長からの功労徽章が民団中央本部の金宰淑常任顧問と韓在銀監察委員長に、同じく感謝牌が民団東京本部の南照男議長に贈られた。
民団中央本部から呉公太団長が出席し、祝辞を述べた。同じく辛容祥常任顧問が李奉男前会長の3年間にわたる功績を称えた。
(2015.3.4 民団新聞)