掲載日 : [2022-11-23] 照会数 : 1539
朝鮮奨学会、同胞大学生対象 3年ぶり講演会
【大阪】公益財団法人朝鮮奨学会(代表理事〓権清志・申敏浩)は6日、大阪市此花区の此花会館に朴一大阪市立大学名誉教授を講師に迎え、在日同胞の大学生・大学院生を対象とした講演会を行った。
朴名誉教授は未来を担う学生たちを前に「在日コリアンの過去・現在・未来」と題して講演。在日として力強く前向きに生きていこうと、奨学生の先輩としての実体験を踏まえたメッセージを伝えた。質疑応答では活発な意見交換が行われた。129人が参加した。
東京でも開催
10月29日には東京・新宿区のエステック情報ビル会議室を会場にして行われた。講師は明戸隆浩大阪公立大学経済学部准教授。「2020年代の日本のレイシズム~2019‐2020年の意識調査事業を踏まえて」と題した講演会には160人が参加。過去最多の規模となった。同奨学会主催の講演会はコロナ禍のなか3年ぶり。
(2022.11.23民団新聞)