掲載日 : [2022-04-01] 照会数 : 3139
国籍や年齢超えて サッカーとユンノリ 「新宿区スポーツフェスタ」
民団新宿支部 男女問わず、幼児から高齢者まで幅広く楽しめる「新宿区スポーツフェスティバル」(鄭承珉実行委員長)が21日、区内の落合中央公園グラウンドで開かれた。民団東京・新宿支部(曺明支団長)が主催。新宿区から吉住健一区長、民団東京本部から李壽源団長、駐日韓国大使館から裵京澤総領事、同胞財団金采映駐在官が激励に駆け付けた。
競技はウォーキング(歩く)サッカーと韓半島伝統のすごろくゲーム「ユンノリ」の2種目。都内の民団各支部、婦人会東京本部、新宿区日韓議員連盟、豊島区のシニアチームなどが参加した。
ウォーキングサッカーは1チーム7人が全員歩いてプレーするサッカー。ヘディングと接触は禁止、相手の保持しているボールは取らないという思いやりルールのもと、8チームが2組に分かれてリーグ戦を行った。
一方、ユンノリは4人1組で8チームが参加しトーナメント戦に臨んだ。民団東京本部の申大永副団長が審判として「セーノ ヨイショ」と場を盛り上げ、4本のユッが合わさり、思いどおりの目が出ると「クルチ(そのとおり)」と称賛した。
今回のフェスタは曺支団長と人的なつながりの深い新宿区サッカー協会や東京都シニアサッカー連盟などが後押しした。開会式に先駆けてオーバー40、50、60歳のシニアチームによる年代別サッカーチャレンジ競技も行われた。
(2022.03.30 民団新聞)