掲載日 : [2022-05-16] 照会数 : 3066
民団地方委・総会の結果(4月22日以降開催分)
◆地方委員会
宮城(李純午団長、4月23日=第66回) 増加する新定住者を民団に迎え入れるための「新定住者特別委員会」の設置を承認した。また、同胞高齢者に「憩いの場」をと、6月から本部会館内に「サランバン」を開設する。たとえ月1回だけでも「居場所」をつくってあげたいというのが趣旨だ。
栃木(陳賢徳団長、4月22日=第72回) 第2次大戦中、植民地下の韓半島から上都賀郡の足尾鉱山に強制的に動員され、犠牲となった同胞の慰霊事業を営む。県日韓協の支援を受けて慰霊碑の建立もめざす。このほか、板荷市で栽培されている「朝鮮ニンジン」の栽培技術の継承、金玉均関連文書の保存支援などが活動方針として採択された。
奈良(李勲団長、4月24日=第67回) 「韓日文化交流ハンマダン」を11月3日、奈良時代の首都、奈良市平城京朱雀門広場に野外ステージを設けて開催する。駐大阪総領事館、県日韓協と共催で行う。家庭訪問も行う。李団長は築50年を経過した民団会館の修復に意欲を表明した。
岡山(金成植団長、4月23日=第61回) 新型コロナ蔓延のため2年間途絶えていた地域間の韓日交流を復活させる。5日にはスタートアップ事業として「日韓文化交流フェスティバル」を成功させた。韓国映画上映会も再開する。
山口(徐鶴奎団長、4月24日=第63回) 新型コロナウイルスのため中断していた各種行事の再開に意欲を燃やす。感染状況が落ち着けば、徐団長が公約に掲げた各支部3機関長による家庭訪問も実施したい考えだ。徐団長は「来年ぐらい、関釜フェリーに乗船して釜山で新年会をやってみたい」と述べた。
◆地方総会
岩手(李太炯団長、4月15日=第28回) 広域に分散して居住する団員とのコミュニケーションを深めるため、地域別の交流会を7月と10月に実施する。昨年は3回に分けて行った。
愛媛(朴鐘東団長、4月30日=第6回) 在日同胞の生活問題全般に対処するため弁護士、税理士、司法書士の3人で個別に相談を受けている。今後もこの体制を維持していく。朴団長は「団員が安心して生活できる1年にしたい」と述べた。休眠中の愛媛県韓国人商工協同組合名義となっている会館問題の解決にも至急取り組む。
徳島(姜盛文団長、4月29日=第8回) 次世代育成に向けた母国研修を今年は県内で企画している。姜団長は「他県と一緒に協力できたら」と話す。コロナの感染状況が落ち着けば、今年も韓日親善K‐POPライブイベントを開催したいという。