民団岡山初のフェスタ開催…韓日交流の未来創造へ

岡山市と富川市友好締結20周年
　【岡山】地域間の韓日交流を目的とした「日韓文化交流フェスティバルin岡山」が5日、岡山市内で開催された。韓国富川市と岡山市の友好交流協定締結から20周年を迎えたのを祝い、民団岡山本部（金成植団長）が県日韓協、岡山韓国教育院と共催した。

　「日韓文化交流ステージ」では県内在住のK‐POPアーティストのジャン・ホギョさんや倉敷市出身の双子デュオ「まゆみゆ」らが歌や踊りを披露した。韓国の飲食を紹介する婦人会岡山本部のブース「日韓屋台村」ではトッポッキ、チヂミを求める長い列ができた。

　岡山韓国教育院は韓服の試着体験コーナーを設けた。訪れた人は「すごく可愛くて楽しいです」「なかなか着る機会がないので、こういう経験がないと着られないのでとてもうれしいです」と話していた。

　フェスティバルを記念してのソメイヨシノの植樹セレモニーには梁起豪駐神戸総領事と大森雅夫岡山市長も参加した。岡山市の担当者は、このイベントが「日韓の未来」を創造するきっかけになればと語った。