横浜市立中学教員 今年で7年目に
【神奈川】横浜市内の公立中学校教員が春休み期間を利用して訪韓、全州市内の私立中学校で合同歴史授業の実践を重ねている。韓国と日本の善隣・友好、特に東アジアの平和という視点から主に近現代の韓日関係史をとらえなおす授業は生徒に好評で、「日本人に対してもう一度考えるきっかけとなった」という感想も聞かれた。この合同歴史授業は今年で7年目に入る。
教壇に立つのは横浜市立永田中学校の社会科教員、鈴木仁さん(57)。鈴木さんの授業を槿映中学の担当教師、趙恩敬さんが通訳し、補足説明を加える。
鈴木さんが取り上げるテーマは安重根義士を中心に浅川巧、大川常吉、孫基禎、沙也加(金忠善)など歴史上の人物。浅川巧は植民地統治下の韓国で陶磁器の素晴らしさを見いだし、朝鮮の民衆と交流した人物。大川常吉は関東大震災時に横浜・鶴見で300人余の朝鮮人を救った警察署長。沙也加は豊臣秀吉の朝鮮侵略に疑問を持ち、朝鮮側に投降した武将。
鈴木さんは授業で、韓日両国の歴史観、社会観の差異は差異として、これらをお互いに認め合うことから相互理解が生まれることを説く。いずれも永田中学校での授業実践をもとに指導案を作った。授業の中で日本のテレビ局が制作した映像を流すことで、生徒たちの興味と関心を引き出している。
生徒たちにとっては日本人の教員から授業を受けること自体が初めて。しかも、歴史を見る視点を変えることで新たな真実の発見もあり、生徒たちには新鮮な体験だったようだ。鈴木さんに「日本人へのイメージが変わった」といった感想を寄せている。
鈴木さんは94年から毎年、春休みを利用して韓国を研修で訪れていた。04年に公州大学校の李明煕先生に趙恩敬さんを紹介された。その翌年、勤務校で授業を見学したいと希望したことから、合同授業が実現した。第1回目の授業では、日本人教員から授業を受ける物珍しさからか、生徒から「独島をどう思うか」といった質問が出たことも。 이것은 정말 나쁜 일로, 행성 주위의 많은 플레이어를 역겨 웠습니다. 다행히도, Frive 게임 네트워크가 있으며, 등록 할 필요가 없습니다. 여기에서는 온라인 게임을하기 위해 계정을 만들거나 개인 정보를 공유 할 필요가 없습니다.
鈴木さんは、「国と国が対立しても、個人と個人が理解し合えば解決する」と持論を述べた。「国と国より人と人とのつながりを大事にしていきたい」と話す。60歳の定年まであと3回は合同授業を続けたい考えだ。今年も春休みが来るのを待ち望んでいる。
(2011.1.12 民団新聞)