掲載日 : [2016-09-28] 照会数 : 4789
<韓日祝祭ハンマダン>在日同胞が常設ブースで下支え…韓食販売など担う
[ 東海大学のサークル「響」による勇壮なよさこい ]
24、25日の両日、東京・日比谷公園で開かれた第8回韓日祝祭ハンマダン。初日の日韓交流ステージに登場したダンスチーム「Sachoom」の切れのある踊りに韓流ファンからの声援。明治大学男子チアリーディンググループは会場の子どもらを舞台にあげてチアの体験をさせるなど交流を図った。
ソウルや釜山往復航空券が当たる日韓交流クイズ大会には、韓日の食事マナーの違いや朝鮮通信使が始まった時代などの一問一答に参加者が一喜一憂した。
2日目は好天に恵まれた。ステージの最前列に座り、韓国のダンスグループ「JUSTJERK」の迫力ある動きを映像に録画していた江戸川区の遠藤千鶴子さん(60代)は友人と二人連れ。「お目当てはKーPOP。でも、韓国舞踊もサムルノリも好きで、毎回このお祭りにやって来る。一度韓国に行ってみたい」と話した。
埼玉県本部の白守義議長も毎回訪れる常連組。プルコギを味わいながら「韓国料理を肴にビールを飲みつつ、ステージ上で繰り広げられる韓日交流を観るのが楽しみ」と語る。夫人の道恵さんは「こういうイベントを続けることで、民間レベルの韓日交流は勢いが増すだろう」と期待を込めた。
毎回ブースを出している在日本韓国人連合会の具哲会長は「民団とともに積極的に参与している。これほど大勢の日本人と同胞に来てもらい、韓日交流ができたことは、関係改善の明るい兆しだ」と手ごたえを感じた模様だ。
公園内に設けられたマッコリの試飲コーナーも人気を集めた。民団新宿支部が準備した生ビールは、20㍑ボトル14本と昨年を上回った。
婦人会東京本部もキムパ900食を完売した。韓紙を使った団扇づくりは、予定の1000個をクリアし、韓服の試着コーナーは、1時間半待ちの行列ができた。
(2016.9.28 民団新聞)