掲載日 : [2016-09-28] 照会数 : 6602
<民団兵庫>希望ある未来へ決意…創立70周年式典開く
[ 李圭燮団長が白永煕常任顧問(左)に感謝牌 ]
【兵庫】民団兵庫本部(李圭燮団長)は9日、神戸文化ホールで創立70周年記念式を開いた。県の井戸敏三知事をはじめ神戸市の玉田敏郎副市長、赤羽一嘉衆議院議員、寺崎正俊兵庫県日韓親善協会会長ら多数が祝いに駆けつけ、会場は1000人で埋まった。
式典を前に婦人会兵庫(李慶子会長)のコーラス部が歌曲「カゴパ(行きたい)」、民謡「新アリラン」など3曲を合唱。神戸オリニ土曜学校に通う子どもたち19人も元気にプンムルを披露した。この後、70年の歩みを映像で振り返った。
李団長は、「これから先、10年、30年と時代の要請に応えうる韓国民団の再構築を目指し、自立と挑戦の精神でまい進していく」とあいさつ。民団中央本部の呉公太団長は、「この70年、民団は権益擁護運動、韓日親善、本国への貢献活動などさまざまな取り組みをしてきた。次の80年、100年に向けて次世代を育て、韓日両国の親善に最善を尽くそう」と呼びかけた。
これに応えて井戸知事も、「県と民団との民間の団結こそが、日本と韓国の交流・友情を深めていくことになる。これからもさらなる交流をめざしていく」と約束した。
席上、白永煕常任顧問(民団兵庫本部22代団長)に李団長から感謝牌が贈られた。この後、市内で記念祝賀会を開いた。
(2016.9.28 民団新聞)