掲載日 : [2016-09-28] 照会数 : 5061
<全北道民会>桜の植樹地を公園化…設立50周年記念事業
今年で設立から50周年を迎えた在日全北道民会(韓政熙会長)は24日、全羅北道から宋河珍知事を迎え、東京都内のホテルで祝賀会を開いた。会員ら120人が参加。民団東京本部からは金秀吉団長が祝いに駆けつけた。
50周年記念事業として千哲三常任顧問が桜植樹記念公園の造成を提案した。同道民会は76年、群山と全州を結ぶ42キロの道路沿いに桜の苗木を植樹し、金堤市には記念碑も建てた。しかし、碑の老朽化が進み、訪れる道民もまばらだという。計画では記念碑の建つ敷地一帯を公園化し、新たな碑も建立するという。韓会長は「先人の献身的な郷土愛を引き継ぎ、次世代につないでいきたい」と述べた。
席上、申京雨名誉顧問(第7代会長)をはじめとする会員10人に宋知事から功労賞が贈られた。韓会長も宋知事と元駐日大使の羅鍾一名誉顧問に感謝状を贈った。
同道民会の前身は在日の全北・全南の同胞が合同で1964年に創立した湖南会。66年に関東地区全北人会を設立し、94年には現在の名称に改称した。
(2016.9.28 民団新聞)