掲載日 : [2016-09-07] 照会数 : 7111
2018平昌20東京22北京…共催で「文化五輪」
韓日中文化相が合意
韓日中の3カ国文化相は8月28日、済州島で開かれた第8回文化相会合で、各国で開催される五輪と連携し、合同で「文化五輪」を共催する内容を盛り込んだ済州宣言文を採択した。
会合には韓国の金鍾徳文化体育観光部長官、日本の松野博一文部科学相、中国の丁偉・文化副大臣が出席した。
文化五輪は2018平昌、20東京、22北京と、冬季、夏季五輪・パラリンピックが3カ国で連続して開かれることを踏まえ、韓国政府が提案した。五輪開催期間を前後し、東アジア文化をテーマに学術シンポジウムや韓日中の芸術家たちが共同制作した作品の巡回展を開催するなど、スポーツと文化を融合したイベントを共同開催する。
宣言文は「国際社会に韓日中の共同メッセージを発信する」と謳いながら東アジア文化都市のネットワークをつくる案も盛り込まれた。
会合では韓国の大邱市、日本の京都市、中国の長沙市の3都市がそれぞれ来年度の開催都市に選定された。
前日に開かれた韓日文化相会談では「韓日文化交流会議」の日本側担当官庁を現在の外務省から文部科学省または文化庁に変更することに合意した。
(2016.9.7 民団新聞)