第40回韓国語能力試験(教育部・国立国際教育院主催)が26日、札幌から沖縄まで全国29会場で同時に実施された。受験申し込みは8849人で、前年同期(8005人)を上回った。
東京外国語大学府中キャンパス会場で午前中、初級相当の「TOPIK1」を受験した60歳代の主婦は、尹東柱の詩に感銘を受け、「原文で読みたい」と1年半前から韓国語の学習を始めた。
会社員というある女性(33)は業務上の都合で韓国語を修得する必要に迫られ、学習に励む。「TOPIK1」に続き、午後からは「TOPIK2」(中・上級)にも挑戦した。韓日関係の悪化が学習意欲に影響しているか聞いたところ、「まったく気にしていません」と答えた。
(2015.4.29 民団新聞)