掲載日 : [2007-10-24] 照会数 : 8117
創団60周年を祝う 愛知と福島で
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【愛知】民団愛知県本部(梁東一団長)の創団60周年記念式典が19日、名古屋市内のホテルで開かれ、各支部団長・団員、婦人会員、衆議院議員、市会議員ら約700人が参加した。中央本部の鄭進団長、金廣昇議長、金昌植監察委員長のほか、婦人会中央本部の余玉善副会長、呉俊植民団岐阜県本部団長、殷鍾秀民団三重県本部団長も激励に駆けつけた。
主催者あいさつで梁団長は「民団は、平和と人道と人権の尊重を基本理念に掲げ、在日同胞の法的地位向上、民生安定、国際親善などを展開してきた。60周年を機に、民団愛知は新しく生まれ変わるとともに、オリニ教育や次世代育成、生活権拡充を強化し、地方参政権獲得にもこれまで以上に全力で取り組んでいく」と決意を表明した。
鄭中央団長は「これまで以上に、全国民団の模範となるよう、全国に先駆けて活動に邁進していくことを期待したい」と激励した。式典では民団中央本部団長賞の32人らが表彰された。
【福島】民団福島県本部(金太河団長)は14日、郡山市内のホテルに同本部の歴代団長をはじめ組織功労者ら120人を招いて創団60周年を祝った。民団中央本部からは鄭進団長が出席した。
日本側からは佐藤雄平県知事(代理)や原正夫郡山市長、大高善兵衛県日韓親善協会会長らもお祝いに駆けつけ、「福島の在日と日本人の友好60年の集い」ともなった。
席上、金団長は歴代団長を一人ずつ紹介し、業績を称えた。李鍾七駐仙台総領事からは各功労者に表彰状が伝達された。
12月下旬には60周年記念誌を発刊する。14日付福島民報は60年の歩みを振り返る2ページの企画特集を掲載した。
(2007.10.24 民団新聞)