掲載日 : [2004-07-21] 照会数 : 4302
韓商連の金慶憲顧問 釜山大が名誉博士号(04.7.21)
[ 金慶憲夫妻 ]
シルバーアカデミー創設に貢献
【釜山】民団中央本部顧問で在日韓国商工会議所の顧問でもある金慶憲氏が12日、釜山大学の「名誉経営学博士学位」を授与された。同大学の「慶憲・シルバーアカデミー(老人大学)」の創設に貢献し、その運営を支援してきたことなどの功績が評価されたもの。
このアカデミーは、2000年11月、金顧問が生れ故郷の釜山市に「60歳を過ぎた人たちの人生を充実させるために、学習できる場を提供する老人福祉基金や若者のスポーツ振興などの基金として役立ててほしい」と10億ウォンを寄付し、釜山市が釜山大へ運営委託し創設した。
運営資金として1億ウォンを委託したほか、在日商工人が中心となって後援会を結成し、7760万ウォンの発展基金を釜山大に伝達した。さらに、今年2月には業務補助用バスの購入に使ってほしいと、発展基金5000万ウォンを寄付している。
授与式で金慶憲顧問は、「今後も自分ができる仕事を探し、世の中で必要とされる人間として生きたい」と強調した。釜山市の許南植市長をはじめ、民団中央本部の金宰淑団長、「慶憲・シルバーアカデミー」後援会の韓昌祐会長らがお祝いに駆けつけた。
また、授与式に先立って行われた「慶憲・シルバーアカデミー」の第6期修了式では、86名が修了証を受取った。席上、韓商連の金建治会長が卒業を祝い、万歩計を修了生全員に贈った。これまでの修了者数は総勢460名になった。
(2004.7.21 民団新聞)