掲載日 : [2021-11-26] 照会数 : 2163
密避け野外写生大会…民団京都「同胞交流ハンマダン」
[ 奈良県飛鳥歴史公園石舞台エリアでスケッチに興じる参加者 ]
【京都】民団京都本部(金政弘団長)の「同胞交流ハンマダン」は昨年に続き「密」を避けての野外写生大会となった。10日、民団本・支部と婦人会の役員100人が奈良県飛鳥歴史公園の石舞台エリアで思い思いスケッチブックと向きあった。
スケッチを終えると駐大阪総領事館との共催のもと、石舞台古墳、飛鳥寺、日本国宝キトラ古墳壁画など韓半島ゆかりの飛鳥文化を探訪した。
審査の結果、最優秀賞には全日礼さん(婦人会南支部)の作品が選ばれた。優秀賞に李貞基さん(婦人会京都本部顧問)、奨励賞は孔信根さん(民団京都本部副団長)だった。このほか、朴誠津子さん(民団上京支部)と張紗晞さん(民団南京都支部)には審査委員特別賞が贈られた。表彰式に先だって審査委員長で画家の金愛子さんが講評を行った。
コロナ禍で団員が一緒に集まれる機会がなかっただけに、多くの参加者から「来年もこのような場を設けてほしい」と歓迎する声が上がった。
(2021.10.24 民団新聞)