掲載日 : [2022-06-22] 照会数 : 4253
家族ぐるみで熱投…民団東京団長杯ボウリング大会
[ 参加者120人のなかにはオリニの姿も目立った ] [ 本部役員と傘下団体役員13人が競技前に始球式の投球 ]
民団東京本部(李壽源団長)の第17回団長杯争奪ボウリング大会が18日、港区の東京ポートボウルで行われ、民団各支部をはじめ傘下団体や各機関から老若男女約120人が熱投した。運営は5月に新執行部が発足したばかりの青年会東京(鄭昌晃会長)のメンバー約20人が担当した。
恒例イベントとして永年続いていたが、新型コロナウイルス感染拡大の関係で、2020年はやむなく中止、昨年は感染防止対策を講じた上で、1ゲームだけで順位を決める「一発勝負」で2年ぶりに開催した。
今年も昨年同様に1ゲームだけの勝負。表彰式を兼ねた懇親パーティも取りやめ、成績発表はレーン上で行った。
それでも都下団員らにとっては毎年、楽しみにしている交流イベントとあって、オリニを連れ添う家族ぐるみも多く見られた。
オリニにはロッテのお菓子セット、一般参加者にはサムゲタン、韓国のり、ラポッキなどの韓食セットがプレゼントされた。
競技を前に李団長は「団員どうしが顔を合わせてこそ民団。各支部と傘下団体のみなさん、ボウリングを通じて輪を広げてください」と呼びかけた。
本部と傘下団体役員ら13人による始球式で競技がスタート。一投一投に各レーンで盛り上がりを見せた。年々ハイレベルの選手が参加することもあり、昨年の優秀選手と韓国国体出場経験者には20のマイナスハンディを導入した。
個人戦は男子が235点を出した台東支部の李スヌさん、女子も台東支部の金オンジュさん(205点)だった。上位3人の平均点で競う団体の部は台東支部(平均194・0点)が優勝。2位が品川支部(190・0点)、3位は練馬支部(168・3点)だった。
(2022.06.22 民団新聞)