サッカーチーム結成準備を報告…奈良韓商総会

　【奈良】一社在日韓国商工会議所奈良（李徳秀会長）の第37期定期総会が5日、奈良韓国人会館で開催された。

　李会長は「昨年は組織強化を目標にしていたが、コロナ禍の中、活動がままならなかった。今年は引き続き組織強化に向けて地方韓商との交流、民団や婦人会、在日韓商とも連携しながら活動に突き進んでいく」と抱負を述べた。

　活動方針として京都韓商との共同講演会や交流会の開催、民団、日韓親善協会、総領事館3団体共催の韓日文化交流「ハンマダン」への積極的参加などが承認された。

　このほかにも、組織強化、会員拡充に向けた取り組みの一環としてサッカーチーム「奈良韓フットボール・クラブ」結成準備の報告があった。

　一社在日韓商の趙成允会長は「地方韓商がなにを求めているのか、皆さんとの対話を通して地方韓商に役立つよう、地方韓商あっての在日韓商という基本に基づいてこれからも力を尽くしていく」というあいさつがあった。

　この日の総会には婦人会中央本部から劉代永会長、民団奈良本部の李勲団長、婦人会奈良本部の李鍾任会長らが参席した。