掲載日 : [2016-11-09] 照会数 : 7365
在日3世が大韓柔道会長旗全国大会優勝…12月の「グランドスラム東京」出場へ
[ 安昌林 73キロ級 ]
[ 金琳煥 66キロ級 ]
柔道の韓国代表選抜を兼ねた大韓柔道会長旗全国大会(10月28日〜11月1日、慶北)で在日3世の安昌林(22・龍仁大)が73キロ級で、金琳煥(24・韓国馬事会)が66キロ級でそれぞれ優勝した。
世界ランキング2位でリオ五輪代表の安は予選から決勝までの5試合をオール一本勝ちし、実力の違いを見せつけた。金も安定した力で勝ち進み、決勝は強豪のピョン・ジョンウン(龍仁大)に優勢勝ちした。2人とも12月に開催されるグランドスラム東京に出場する予定だ。
今年の国体で高校の部で優勝した女子48キロ級の金知秀(兵庫・夙川学院高校1年)は、1回戦でいきなり韓国チャンピオンと対戦。不意を突かれ肩車で技ありをとられたが、その後果敢な攻めを見せ、有効を3つとったが惜敗した。同じく女子63キロ級の趙睦煕(浦項市庁)は18日から開催されるグランプリ・チンタオ(中国青島)に韓国代表として出場することになった。
(2016.11.9 民団新聞)