掲載日 : [2017-01-18] 照会数 : 4405
ソウル未来遺産54件を追加指定…「普信閣の鐘打ち」など
ソウル市は、大晦日にならす「普信閣の鐘打ち」や金燮詩人の代表作「城北洞の鳩」(1969年)などの文化遺産54件を、2016年度ソウルの未来遺産に選んだと、12日明らかにした。
文学作品としては、「城北洞の鳩」のほか、明洞を背景にした朴寅煥の詩「歳月が過ぎれば」(56年)や、日本植民地時代のソウルの様子を描いた李光洙の小説『無情』などが選ばれた。
また60年代のソウルの都心風景を描き出した姜大振監督の映画「馬夫」(61年)や「ソウル長寿(チャンス)マッコリ」「ソルロンタン」などの食べ物も初めて含まれた。
ソウル市は12年6月、「近現代遺産の未来遺産化を巡る基本構想」を発表し、未来遺産372件を選定した。今年54件を追加指定した。未来遺産に選ばれれば、市が証明書を交付し、空間や建物の場合は所有者の同意の下、銅板の形をした標識を取り付ける。
(2017.1.18 民団新聞)