掲載日 : [2017-01-18] 照会数 : 4565
飛行時間1時間以上…韓国企業が新ドローン開発
水素燃料電池を利用
長時間飛行ドローンを開発企業する韓国のジャイアントドローン社は、昨年12月に水素燃料電池を利用したドローンを1時間以上飛行させることに成功した。韓国で1時間以上の飛行は初めて。
飛行に成功したドローンは「アルバトロスp1200」モデルで固体高分子形燃料電池(PEMFC)と、4つのモーターで駆動される回転翼タイプ。
これまでのドローンは、リチウムイオン電池を使用して、飛行時間は20分前後だった。ジャイアントドローンの製品化が進めば、飛行時間がこれまでの約3倍になり、幅広い活用が期待できそうだ。
次世代の新エネルギーとして知られる水素燃料電池は、すでに自動車や航空機の動力源として開発が進められている。
ジャイアントドローンは最近、国土交通省が進める「ドローンモデル事業」の「施設安全診断分野に選定されている。
(2017.1.18 民団新聞)