4月29日に全国4カ所で実施された再・補欠選挙で与党セヌリ党候補がこれまで野党色が強かったソウル冠岳乙のほか首都圏の3カ所ですべて勝利した。ソウル冠岳乙=呉晨煥氏、仁川市西・江華乙=安商守氏、京畿道城南中院=申相珍氏。
一方、最大野党・新政治民主連合は、野党の票田である光州西乙で、同党を離党して出馬した無所属の千正培氏に敗れるなど、一議席も得られず惨敗した。
4選挙区のうち、仁川市西区・江華乙はセヌリ党議員の当選無効による再選挙、残る3選挙区は統合進歩党が憲法裁判所の解散命令で解党したことに伴う補欠選挙。
今回の選挙結果による各党の議席数は、セヌリ党160、新政治民主連合130、正義党5、無所属3。解散させられた統合進歩党比例代表2議席は補充せず。
(2015.5.13 民団新聞)