【福岡】民団福岡本部(呉政夫団長)は「朝鮮通信使」のユネスコ記憶遺産登録をめざすシンポジウムを6月6日、宗像市内の玄海ロイヤルホテルで開く。福岡県ゆかりの朝鮮通信使関係資料をアピールするためだ。
県内の相島(新宮町)は朝鮮通信使の通り道だった。江戸時代、福岡藩は相島で計11回、朝鮮通信使を迎え、豪華な料理でもてなした。しかし、ユネスコ記憶遺産日本学術委員会の登録申請リストには現時点で福岡県の資料が1点も入っていないという。
16時30分から。参加費無料。翌7日には希望者を実費で相島歴史探訪に案内する。問い合わせは民団福岡本部(092・431・7231)。
(2015.5.13 民団新聞)