掲載日 : [2020-07-08] 照会数 : 4973
年末に交流の集い…日韓協総会も書面決議で
民団では新型コロナウイルスの関係で地方委員会・大会・総会や支部大会・総会が書面決議による特例措置を実施しているが、5月29日に予定していた日韓親善協会中央会もこのほど、書面決議での年次総会に代えた。
承認された議案書によると、2019年度業務報告では、韓日関係の悪化で各地の民間交流が中止に追い込まれている中でも、7月に実施した32回目の青少年交流訪日団では20人の高校・大学生を受け入れ、日本の学生らと交流したことが強調された。参加者の感想文では「両国の懸け橋になりたい」との意思が多く示され、大きな成果が得られ、今後も持続性を持たせた交流事業を目指すことをまとめた。
新年度の事業計画では、7月26日から予定している青少年交流訪韓団の派遣は新型コロナウイルスの収束状況を確認しながら対応するが、事実上、今年は見送ることになりそうだ。
また、上半期の活動はかなり制限されることもあり、9月以降の行事に集中するとともに、年次総会の代わりに後援会と実務者会議および忘年の夕べを11月30日に開催し、交流事業を推進する予定だ。
また、同会個人会員の白眞勲参議院議員を新規理事として補選した。
(2020.07.08 民団新聞)