掲載日 : [2020-12-16] 照会数 : 7860
韓国産パプリカ、日本でも人気
[ 色あざやかな韓国産パプリカ ]
公社アンケート 味よし、栄養豊富
韓国農水産食品流通公社は、このたび日本で「韓国産パプリカ」を使ったレシピのトライヤー(審査員)を募集し、韓国産食品を実食した100人に「韓国産パプリカ」および韓国食品についてのアンケート調査を実施した。
この調査は、今年10月21日から11月3日まで行われたもので、日本全国の20代以下から60歳以上の男女(男性30人、女性70人)が参加した。
調査結果は、はじめにに「韓国産パプリカ」を実食してもらった上で、その魅力について質問したところ、「見た目、彩り」が86・0%で1位だった。次いで「味、食感(肉厚)」は81・0%、「ビタミンなどによる美肌効果」は53・0%という結果になった。
続いて、「韓国産パプリカ」に含まれる栄養素で積極的に摂取したいものとして最も多かった回答は「ビタミンA、C、Eなど豊富なビタミン」で89・0%、2位以下は「β‐カロテン(赤パプリカ)」53・0%、「ルテイン(黄パプリカ)」46・0%、「カリウム」44・0%と続いた。パプリカに含まれるさまざまな栄養素の中でも「ビタミンC」が1番豊富であることが特徴だ。
今後、「韓国産パプリカ」を購入したいかという質問には、「非常に買いたい」「やや買いたい」の合計が84・0%となった。「買いたい」と回答した人の理由は「肉厚であること」による食べ応えや、彩りの良さが多く挙げられ、「韓国産パプリカ」の魅力でも1位にあった要素がリピートの決め手になっていることが分かる。
「えごまの葉」も今後有望
また、同社が実施した韓国産食品を使用したレシピコンテストで優勝した「納豆パプリカチャーハン」で使用されている食材のうち、パプリカ以外で気になる食品について質問したところ、「韓国産ごま油」が57・0%で1位になった。2位が「韓国産えごまの葉」42・0%、3位が「韓国産えごまパウダー」37・0%となった。
「えごまの葉」は韓国では定番食材の一つ。日本では焼き肉店や韓国料理店など限られた場所でしか食べる機会がなかったが、2020年に忠清南道錦山産えごまの葉が、日本で「機能性表示食品」に登録された。
「韓国産えごまの葉」は現在、輸入拡大を図っており、今後は一般スーパーでも購入できるようになるので、家庭料理にも取り入れやすくなることが見込まれている。
(2020.12.16 民団新聞)