掲載日 : [2020-11-11] 照会数 : 5636
震災時の記憶を民団宮城と共有…兵庫慶南道婦人部
【宮城】兵庫県慶尚南道道民会から婦人部のメンバー22人が10月22日、被災支援物資のマスクと消毒液を持って民団宮城本部を慰問した。李慶子婦人部長は「2011年の東日本大震災時にはどうしても東北に来られなかった。たとえ復興後であっても宮城に来たかった」と心境を語った。
民団宮城本部から李京子議長と田炳樽監察委員長、婦人会宮城本部から厳由美会長が出迎えた。東日本大震災を被災当時の映像で確認しながら「震災時の記憶を風化させまい」と話し合い、お互いを励まし合った。
兵庫も95年に阪神淡路大震災に遭遇している。同じ境遇の宮城とは民団と婦人会の間で相互支援の輪が広がっていた。
(2020.11.11 民団新聞)