掲載日 : [2020-09-09] 照会数 : 5302
荒川堤防下「関東大震災朝鮮人追悼碑」の庭に石仏が仲間入り
[ 合唱する小さな石仏 ]
[ 「追悼之の碑」の建つ「ほうせんかの庭」に仲間入りした石仏 ]
東京都墨田区八広の荒川堤防下、「関東大震災時 韓国朝鮮人殉難者追悼之の碑」の建つ「ほうせんかの庭」に小さな石仏4体が仲間入りした。
石仏は「追悼碑」を守るかのように草木の陰にひっそり置かれている。在日同胞3世の辛淑玉さん(のりこえねっと共同代表)が寄贈した。制作者は沖縄在住の金城実さん。
荒河河川敷は日本の民衆だけでなく、出動してきた軍隊が機関銃で韓国・朝鮮人を殺害した場所の一つ。現場はかつて木橋「四ツ木橋」が架かっていたたもとの近くだ。追悼碑は2009年、市民が建立した。
(2020.09.09 民団新聞)