掲載日 : [2022-10-27] 照会数 : 2193
「韓国韓食大家」めざせ料理大会…「韓国フェスタ」の一環
[ 高仁淑さんのフュージョン料理(下は白キムチ) ]
韓国国内の料理界で最大の名誉とされる「韓国韓食大家」の座をめざす料理大会が21、22の両日、東京・目黒区の趙善玉料理研究院で開催された。主催は大韓民国韓食フォーラム日本支社(趙善玉支社長)。
韓国フュージョン料理部門にエントリーした在日2世の高仁淑さんは、韓国料理を核にイタリアや中国の風情を採り入れたアレンジで観覧者を驚かせた。
「みんなで白キムチ」は白キムチを色とりどりの宝石トマトやロール状にしたきゅうり、エディブルフラワーなどを飾り付けることでケーキに見立てた。華やかな韓食パーティー料理に良くあいそう。何種類もの野菜を韓国伝統味噌で煮込んだカンテンジャンは、トーストしたフランスパンにのせカナッペにしてみた。高さん自身、「ピッタリ合いびっくりした」というできばえ。
高さんは「あっといわせるもの、見たことないものを意識した」という。すでに「韓食大家」の称号を持つ趙支社長は「いくらアレンジしても5色など韓国料理の伝統を忘れていない。韓食大家への最短距離にいる」とお墨付きを与えた。
「韓国伝統料理部門」で一足早く韓国韓食達人(2021大家Jr)の称号を得ている星野久美子さんは韓国産のあわびをメーンに別の食材を組み合わせた北韓の保養料理に挑戦した。
韓国マカロン部門の金ハリンさんはゆず、栗など各地の特産品を使った「全国八道マカロンツアー」で観覧客を楽しませた。
料理大会は「韓国フェステイバル2022イン東京」のなかの目玉イベント。期間中、花茶体験やバリスタによるコーヒー教室、ワークショップなども行われた。