掲載日 : [2022-10-27] 照会数 : 1665
設立50周年国際交流基金賞に韓日協会が受賞
[ 梅本理事長(左)から賞状を受けとる韓日協会の宋富永理事長 ]
国際交流基金設立50周年記念2022年度「国際交流基金賞授賞式」が19日、都内のホテルで開催され、同基金の梅本和義理事長、秋篠宮夫妻、林芳正外務大臣らが参席した。
受賞者は、社団法人韓日協会(宋富永理事長)、俳優、脚本家、舞台・映画監督のロベール・ルパージュさん、詩人、作家、画家のグナワン・モハマドさんの3者。
学術や芸術などのさまざまな文化活動を通して、日本と海外の総合理解促進に顕著な貢献があり、引き続き活動が期待される個人または団体に対して授与している。
社団法人韓日協会は、日韓両国の学術・文化と青少年交流、及び産業技術の協力を通じて、韓日両国間の友好親善と共同繁栄を促進することを目的として1971年に設立された。
99年からは韓国における日本語学習者を対象に青少年交流を促進する「中高校生の日本語学力コンテスト」や「大学生の日本語翻訳大会」を企画し、実施してきた。
01年からは日本学生支援機構等との共催で「日本留学フェア」を、02年からは「日本留学試験」を実施。16年からは、「日本留学&日本就職フェア」も主催している。
宋理事長は受賞者あいさつで、「今日のようなグローバル時代において、韓日両国が平和と繁栄を目指して未来志向の青少年交流や教育交流をさらに深めていくためには、私共のような民間団体や教育機関が今まで以上に多彩な努力を重ねることが大事だと思う」と述べた。
さらに「この賞に励まされ、これからも韓日はもとより、アジア全域における共同繁栄と平和に少しでも貢献できるよう、さらに頑張っていきたい」と抱負を語った。