掲載日 : [2022-10-27] 照会数 : 1501
朝鮮通信使「大阪の足跡たどる」11月23日行事、参加者募集
ユネスコ「世界の記憶」登録5周年記念事業「朝鮮通信使フィールドワーク―水都大阪に残る朝鮮通信使の足跡をたどる」が11月23日、大阪市内で行われる。大阪韓国文化院、大阪歴史博物館共催。
朝鮮通信使は、1607年から1811年まで12回、朝鮮国から公式に日本を訪れた外交使節団。一行は最大500人で、漢城(現ソウル)から江戸を6~9カ月かけて往復した。
朝鮮通信使は、1811年の最後の来日時をのぞき、必ず大阪に立ち寄り、期間中、多くの人々の歓迎を受けた。
2017年、「朝鮮通信使に関する記録」(日韓所在111件333点)がユネスコ「世界の記憶」に登録された。
大阪歴史博物館の大澤研一館長がナビゲーターを務めるフィールドワークでは、「クルーズ船」を利用し、朝鮮通信使が移動した水路を辿り、水都大阪の様子を体感する。
11時30分、大阪ドーム周辺で参加者集合。12~15時、大阪ドーム千代埼港出航。木津川水門、大浪橋、大正橋、大渡橋などを巡り、中之島ローズポート港で下船。
徒歩で移動しながら講師が解説。本願寺津村別院(北御堂)ミュージアム見学後、まとめを行う。
参加希望者(中学生以上)は、大阪韓国文化院ホームページ「イベント応募」から申し込み。EメールかFAXでも受け付ける。11月6日締め切り。応募者多数の場合は、抽選。当選者に11月7日に参加案内のメールかFAXをする。詳細は同院ホームページで確認。