掲載日 : [2022-11-09] 照会数 : 8897
ユネスコ無形文化遺産 「タルチュム」の登録有力
ユネスコは1日、無形遺産委員会傘下の評価機関による審査の結果、韓国の伝統仮面劇「タルチュム」が登録勧告を受けたと発表した。韓国の無形文化財としては22番目になる。
最終登録の可否についてはは28日(現地時間)から12月3日にかけて、モロッコのラバトで開催される第17回無形文化遺産保護政府間委員会で決定される。
記載を勧告した審査結果が、最終段階で覆されることはほとんどない。
勧告が登録申請した韓国の伝統仮面劇「タルチュム」は合わせて18種目。楊州別山台ノリ、統営五広大、固城五広大、江陵端午祭中の「官奴仮面劇」、北青獅子ノルム、鳳山タルチュム、東ライ野遊、康翎タルチュム、水営野遊、松坡山台ノリ、殷栗タルチュム、河回別神クッタルノリ、駕山五広大の国家無形文化財13種目と、退渓院山台ノリ、醴泉青丹ノルム、晋州五広大、金海五広大、束草獅子ノリの市・道指定文化財5種目になる。
ユネスコ側は、韓国の登録申請書について「特定の無形遺産の代表リスト登録がどのように無形遺産全体の重要性に対する可視性と認識を高め得るか、よく示している」と話した。