中央委採択
婦人会中央本部(朴善岳会長)は18日、東京・港区の韓国中央会館で第29回中央委員会を開催し、新年度活動方針を原案どおり採択した。
全国地協別大研修会は歴史も古く、婦人会の年間最大行事の一つとなっている。今年は6月2日からの東北地協を皮切りに、7月3日までの関東地協まで全6ブロックでの開催となる。
朴会長は「ヘイトスピーチから在日同胞の人権を守る決起大会にしていきたい」と抱負を語った。会員の意識を喚起し、全国で法規制を働きかけていく契機とする。
また、次世代育成セミナーも計画しており、役員の円滑な世代交代を進めていく。同時に地方組織の整備と支部活性化も図る。居住地域での地道な福祉活動による韓日友好推進、韓日女性親善交流活動は今後も継続していく。
婦人会の取り組みや活動を韓国国内に向けてすみやかに発信していくことも今後の重要な課題だ。朴会長は、「ホームページを立ち上げ、45地方本部の活動をつぶさにアピールしていきたい」と意気込んだ。
中央委員会は委員62人(定数75人)の出席で成立。民団中央本部から呉公太団長、呂健二議長、韓在銀監察委員長ら多数が参席した。
「大研修会」日程
◇東北地協(東北6県)=6月2〜4日、宮城県仙台市の秋保温泉◇中北地協(中北6県)=6月11〜13日、三重県鳥羽市の鳥羽温泉◇近畿A地協(兵庫・京都・滋賀)=6月16〜18日、和歌山県白浜温泉◇近畿B地協(大阪・奈良・和歌山)=6月18〜20日、和歌山県白浜温泉◇九州・中四国地協(九州と中・四国の14県)=6月24〜26日、長崎市の稲佐山温泉◇関東地協(関東地区の1都10県)=7月1〜3日、群馬県草津温泉。
(2015.3.25 民団新聞)