【神奈川】韓日伝統楽器の共演「第7回韓国と日本の箏の調べ」ファイナルコンサートが5月16日、横浜能楽堂(西区緑が丘)で開かれる。出演は、韓国を代表する伽 琴奏者のひとり、黄秉冀さんと箏曲演奏家、堀江久美子さん(日韓伝統伝統音楽交流の会代表)をはじめ、黄秉冀流伽 琴散調保存会合奏団、日本からは尺八奏者の坂田梁山さんなど。
「韓国と日本の…」は、堀江さんが2002年から韓国・漢陽大学の伽 琴奏教師で演奏家としても活動していた千知恩さんに琴を指導したのをきっかけに03年に開催。隔年で行ってきた。
黄さんは「日韓の平和」を願いながら活動してきた堀江さんの思いに共感し、11年の公演から参加してきた。だが、高齢のため、海外での演奏は今回が最後になる。
当日は、黄さんの新作で、短歌を歌にした「ホヨンの短歌4題」、伽 琴独奏「シルクロード」、琴曲家、宮城道雄の代表作「水の変態」などを披露する。
14時半開演。入場料4000円。同能楽堂1階チケット窓口。9〜20時。問い合わせは堀江(045・752・4086)。
(2015.4.8 民団新聞)