【大阪】関西地域の民族教育関係者を対象とした14年度母国研修がこのほど、慶州市であった。大阪韓国教育院(白承桓院長)が昨年に続いて主催。民団大阪本部(鄭鉉権団長)の協力のもと、関西地域で活動する民族講師、在日同胞教員、民族学校教職員ら55人が参加した。
一行は3月28日から3泊4日間の日程で国立慶州博物館、仏国寺、石窟庵などフィールドワーク。夜は宿所となった市内のセミナー室で民族教育振興をテーマに意見を交換した。ワークショップでは京都国際学園の河東吉校長が「民族学校の立場から見た民族教育」と題して講義。最終日の3月31日には慶州市立金丈初等学校を現場視察した。
参加者からは「継続して母国研修事業を展開してほしい」「今回の研修内容を教育現場に活かしたい」などといった意見が寄せられた。
(2015.4.8 民団新聞)