2008年に韓国入りした脱北者の金オクファさん(42)は現在、産婦人科で看護助手として勤務する。きつい仕事にもかかわらず、仕事を終えた後、独居高齢者のために惣菜を作って弁当を配布するボランティアにも励む。数年前、アパートで弁当を運ぶ大学生らのボランティア活動を初めて知った。自分の定着を支えてくれたのもボランティアだった。そこで、「自分も誰かの力になりたい」と考えた。「喜んでもらえれば、私も幸せになる」
(2015.4.8 民団新聞)