掲載日 : [2017-01-18] 照会数 : 5168
女性独立運動家偲び企画展開く…高麗博物館
日本の植民地統治に抗い、一身を投げ打って立ち向かった韓国の女性独立運動家を詩と画で偲ぶ企画展が東京・新宿区大久保の高麗博物館(原田京子理事長、樋口雄一館長)で開催されている。男性の陰に隠れて歴史の表舞台に登場しない30人に光をあてた。
李潤玉さん(韓国現代オウリム研究所所長)が各独立運動家に捧げた詩をもとに、挿絵画家の李茂盛さんがイメージをふくらませ、掛け軸にした。李さんは14日、同館で記念講演も行った。
今回の企画展を準備したボランティアチームの一人、戸田光子さんは「とかく難しいと思われがちな独立運動も、絵になったことで親しみが持てるのでは」と話している。
分布図を見ると独立運動は現在のソウル市を起点に韓半島の全域、そし中国領の間島にまで広がっている。29日まで。
(2017.1.18 民団新聞)