掲載日 : [2017-01-18] 照会数 : 7457
<慰安婦問題>韓日合意 誠実履行を…民団が大使に申し入れ
呉公太中央団長は17日、韓国大使館に李俊揆大使を訪れ、一昨年12月の従軍慰安婦問題に関する韓日合意が両国間で誠実に履行されていくことを文書で求めた。
昨年末、釜山の日本総領事館前に従軍慰安婦を象徴した少女像が設置されたことで韓日関係は暗雲がかかった。これに対して民団では12日の新年会の席で呉団長があいさつを通して「韓日関係が悪化すれば最も被害を受けるのは在日同胞。両国が合意した約束事項はしっかり履行すべきだし、釜山の少女像はなくすべき」と呼びかけていた。
席上、呉団長は「今の状況が続くと反日、反韓感情がエスカレートし、在日同胞の生活にも大きな打撃となる」と早期解決を求めた。李大使は「皆さんの気持ちは良く理解しており、しっかりと本国に伝える」と応えた。
呉団長は近く訪韓し、尹炳世外交部長官をはじめ各政党に在日同胞の立場を伝える予定だ。
(2017.1.18 民団新聞)