掲載日 : [2016-11-30] 照会数 : 7710
四万十平和の塔を民団高知が補修
【高知】民団高知本部(鄭慶文団長)は13日、高岡郡四万十町にある津賀ダム平和記念碑(「四万十平和の塔」、写真)を慰霊のため訪れ、地元住民の協力のもと、腐食が進んだ塔先端部に据えられた韓国の国鳥であるカササギの木像と記念碑横の木塔を作り直した。
記念碑は「幡多高校生ゼミナール」が第2次大戦中、韓半島から自らの意思に反して津賀ダム建設工事に駆り出され、犠牲となった韓国人労働者を慰霊するため2009年8月9日に建立した。民団は13年から慰霊活動を引き継いできた。
鄭団長は「両国の友好のためにも地元の方々と慰霊を続けていきたい」と語った。
(2016.11.30 民団新聞)