掲載日 : [2016-12-07] 照会数 : 4948
「私の住みたい森の中の家」…韓日児童画作品展の金賞に
第37回「日韓児童画作品交流展」が3日までの5日間、東京・新宿区の韓国文化院ギャラリーMIで開かれた。主催は日韓女性親善協会(野田聖子会長)。
日韓児童画作品交流は1979年、国連の「国際児童年」宣言をきっかけに、両国の子どもたちの絵画や作文を通じて、お互いを理解するために行われている。
今回は韓国と日本の小学生1年生から6年生の絵画267点(未就学児童も含む)が展示された。参加地域は、韓国はソウル、大邱、全州、忠州、日本は東京、栃木、大阪となった。
金賞を獲得したのはソウル新龍山初等学校2年のチェ・ヒョンジンさんの「私の住みたい森の中の家」。
大きさの異なる色とりどりのキノコと、紙や布を使った花を画面にあしらったコラージュ作品。小さなキノコには表情があり、楽しい森の中の様子を描いた独創的な作品。
同協会の平泉登水子さんは「今年は趣向を凝らした、バラエティに富んだ作品が多い。年々、仲良くなりたいという子どもたちの意識は高まっている」と話した。3日に授賞式が行われた。
(2016.12.7 民団新聞)