掲載日 : [2016-11-30] 照会数 : 7299
<議決機関全国研修>規約かみくだき解説…改正方向など意見交換
ソウルでの統一教育院研修に参加した議決機関の幹部らは18日、同教育院で規約改正問題を中心に自体研修を行った。
呂健二民団中央本部議長は「韓日間の懸け橋の役割をしてきた民団が、統一教育院研修を通して韓半島の平和定着と安定、統一問題でどのような役割を果たすことができるか議論するいい契機になった」と研修を総括した。その上で、「創団70周年を迎え、先人の努力を受け継ぎ、規約に則って民団組織の運営にあたってきたが、時代とともに整合性が問題となってきた面もある。しかし、現行規約がある以上は規約に従いながら規約解釈に対する統一見解に則って組織運営をしなければならない。時代の要請にあった規約改正のあり方を模索しよう」とあいさつした。
中央本部規約委員でもある神奈川県本部の徐元副議長が「地方本部・支部用民団規約・運用規定」冊子を準備し、逐条解説した。
静岡県本部の金勇議長は「これまでの地方本部、支部は中央の規約に準用するという表記では、わかりづらい部分もあったが、今回は地方本部・支部用にかみくだいて説明されたので、その点は効果があった」と成果を述べた。
規約委員会では12月15日の全体委員会で、審議中の条項などについてまとめ、来春2月の中央委員会に出す予定だ。
(2016.11.30 民団新聞)