掲載日 : [2016-11-09] 照会数 : 4901
「慰安婦合意」実現へ…韓・日議連合同総会で再確認
韓国と日本の超党派の国会議員で構成される韓日議員連盟、日韓議員連盟の第39回合同総会が4日、ソウルで開かれ、韓国側から徐源会長ら約100人と日本側から額賀福志郎会長ら30人が出席した。
慰安婦問題や韓日FTA(自由貿易協定)締結など幅広い分野について議論され、共同声明が採択された。共同声明では、昨年12月28日に韓日両政府で合意された慰安婦問題について、「被害者の名誉と尊厳の回復に向けた努力をしていく」ことを再確認した。
また、韓日FTAや東アジア包括的経済連携協定の締結に向けた交渉を加速化させるために、前向きな検討を続けることも合意した。さらに2018年の平昌冬季オリンピックと20年東京オリンピックを連携させて、両国の協力を強めることでも一致した。
徐会長は「今回の総会が韓日両国の新たな次元の協力を模索していくうえで、重要なきっかけになればいい」と期待感を示した。
(2016.11.9 民団新聞)