掲載日 : [2016-10-12] 照会数 : 9081
3世代で交流会も…趣向こらし各地で敬老会
[ 「故郷の春」を合唱する大田「土曜学校」のオリニたち ]
婦人会東京・大田支部(羅保美会長)は2日、80歳以上のお年寄りとその家族を区内の会場に招き、「3世代交流会」とした。80人が参加。民団大田支部の馬光男支団長は会場を見回しながら、「大田の大家族が集合した」と笑顔を見せた。
羅会長が檀上に勢ぞろいしたお年寄り一人ひとりにお祝いの金一封を手渡した。この日参加できなかった対象者には豚肉とお餅を添えて各家庭に届けるという。
土曜学校に通うオリニたちが童謡「故郷の春」を合唱し、「ハルモニ、ハラボジいつまでも元気でいてください」と呼びかけた。
10数年ぶりに
民団岐阜本部(董勝正団長)は10数年ぶりの開催。2日、婦人会岐阜本部(黄清子会長)が民団本部会館で心づくしの韓国料理を準備し、お年寄り20人をもてなした。
董団長は「民団の歴史を刻んできた1世たちには感謝の気持ちでいっぱい。これからも団員たちが気軽に集まれる雰囲気作りを心がけながらこれからも継続していく」と約束した。
4支部が合同で
民団大阪の西淀川(林寅権支団長)、港(安清一支団長)、福島(高春淑支団長)、大正(金石八支団長)は2日、大阪市内で合同「西南地区同胞長寿セミナー」を開催。130人が韓国歌謡や踊りを楽しんだ。4支部を代表して港の安支団長が「これからも健康に気をつけて、元気で長生きして」と祝福。民団大阪本部(鄭鉉権団長)の3機関長、婦人会大阪本部の金秋江会長、青年会大阪本部の玄英由会長らがお祝いに駆けつけた。
過疎の支部でも
民団岡山・東備支部(金英輔支団長)は9月22日、備前市内の焼肉店で60歳以上のお年寄りを慰労した。参加者は20人。金支団長は「団員たちが気軽に集まれるような場所として、これからも継続していく」とあいさつ。本部から金學事務局長と白永煕民団兵庫本部常任顧問がお祝いに駆け付けた。
(2016.10.12 民団新聞)